静岡県立美術館で開催中の展覧会。
佐伯祐三とパリ展。
こどものころに手に入れたユトリロのポストカードを思い出しつつ、その画風がちょっと苦手だったりしたのですが。
大人になってみると、案外好きになっていたりするもんだなあと思いました。
でも、油絵の祐三のパリの風景、すっきりと抜けるような青空ってないんですね。ちょっと重苦しいようなパリ。
久しぶりに荻須高徳の絵にも出会えてちょっとうれしかったりしました。
それに同時に開催されている「新収蔵品展」の小林猶治郎の絵、こちらもまたよかったです。
好きな絵の系統って変わらないかと思ったけれど、年齢を重ねて好きな絵の幅が広がるっていうのはいいなあと思います。